一昨日、無事に発表会を終えることができました。
出演された皆さん、お家の方々、裏方を手伝って下さった方々、ホールの方々、本当にありがとうございました。
生徒さんたちは、健康のことや練習のこと、本番当日のことなど、一人一話ずつ物語ができるくらい様々なことがありましたが、それぞれが乗り越え、またひと回り成長されたように感じます。
「大好きな人に喜んでもらおう作戦」は全員大成功!お疲れ様でした。
今回は11月にオープンしたばかりの習志野市民ホールでの発表会、ピアノはスタインウェイ、ホールにとっても、スタッフさんにとっても初めてのピアノ発表会だったそうで、私たちにとっても初めての場所でした。
そのためこちらも、起こり得る様々なことを想像しながら、いつもより慎重に色々な準備を進めていきました。
そんな中で一つだけ心配だったことは、ルールがどうしても多くなってしまい、殺伐とした雰囲気の会になってしまわないか?という点でした。
はじめの頃のおさらい会と言えば、7畳のお部屋にアップライトピアノで、演奏中も子供たちの声援や下の子の泣き声などが入っていたりして、それは賑やかでした。少し後にコミュニティーセンターで行えるようになった時も、アップライトピアノに客席はパイプ椅子、同じお部屋の片隅にマットを敷いて保育コーナーを作って、演奏中も下の子たちや飽きてしまった子がワイワイ遊んでいました。
手作り感満載のホンワカした空気の中、お互いにお子さんの成長を喜び合うこのような集まりが、私たちの発表会の原点だったのです。
もちろんいい演奏をしてもらえることが一番ですが、今回もこういう部分も絶対に失いたく無いなぁと思っておりました。
当日はリハーサルがスタートした時点からは、自分の手を離れてしまい、流れに任せるしかありませんでした。
結果どうだったのかドキドキしながらふたを開けてみると、、、心配には及びませんでした!
舞台から客席までの距離は私たちの発表会至上一番遠かったですが、皆さんのお気持ちがその距離を縮め、ホールの空気を温め、殺伐としないようにルールの隙間も埋めて下さっていました。
今回もそれまでも、私が頑張って何かをひねり出してきたのではなく、気を揉む必要も無かったようです。
発表会は、お子さんからお家の方へ、お家の方からお子さんへなど、温かい想いが飛び交う場だったのですね。
皆さん素敵な発表会をありがとうございました。