発表会、お疲れ様でした。
素晴らしい演奏をありがとうございました。
約2週間経ちましたが、皆さまお元気でいらっしゃいますか?
10月半ばに会場変更、5グループに分かれて入れ替え制、様々な感染症対策など、今年は異例ずくめの発表会でしたが、皆さまのご協力のお陰で無事に一人の欠席もなく行うことができました。
心から感謝申し上げます。
どんな小さな生徒さんでも、忙しい生徒さんでも、「発表会に出る」「この曲を弾く」「暗譜で弾く」と自分で決めたことは、その締め切りに合わせ工程を積んでいかなければならない責任が生まれます。
私はそのための音楽的なアドバイスをしたり、リードタイムを睨みながら練習メニューを提案したり、すべての生徒さんにその人なりの音楽を作り上げていってもらえるようお手伝いさせていただきました。
時には「間に合わないよー!」と吠えたりもしながら^^
それに対して、全員が本当によく頑張ってくださったと思います。
今、音源を聴きながら書いていますが、どの演奏も生徒さんの「努力の結晶」ですね。
この一度きりの本番のために頑張った数々のレッスンの情景が思い浮かび、大切なお子さまの成長の一場面に自分が携わらせていただいたことに、しみじみと感謝の気持ちがわいてきます。
新型コロナウィルス感染症の影響で我慢を強いられることの多かった一年でしたが、この小さな本番がまた次の何かへつながっていってくれたらいいなぁと思います。
少し前の新聞の一面コラムに「明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ」というガンジーさんの名言が載っていました。
私たち大人は時に勉強する意味を探してしまいがちですが、まだまだ大丈夫みたいです。
来年も自分の知りたいことやできるようになりたいことを掘っていきたいと思います。
そして、発見したことを生徒さんたちと共有したり、実験したり、また楽しくレッスンしていけたらと思います。
来年は発表会、みんなでできるといいですね!
お元気で、よいお年をお迎えください。