若葉とともに

新しいスケジュールになって一ヶ月が経ちました。

生徒さんたちも私も、少し慣れ、落ち着いてきたところですね。

 

一学年上がったことでできることがぐんと増えたり、一人でレッスンに来られるようになって見違えるようにしっかりできたり、特に小さい生徒さんたちは、環境の変化による自覚の芽生えからの急成長を感じます。

 

大きい生徒さんたちは、一学年上がったことで、去年より忙しい!大変!責任が増した!と特にこの時期は悲鳴を上げています。

クタクタになりながら夜のレッスンに来て、課題もちゃんとこなしてきてくれていて、本当に偉いと思います。

私も褒めますが、自分自身でも褒めてあげてくださいね。

 

 

今年度は年中さんから大人の方までの生徒さんがレッスンに来てくださっているのですが、皆さんに共通して言えることは、頼まれて来ているのではなく、自らが望んで来てくださっていることではないかなぁと思っています。

そうだったらいいのになぁという願望もちょっと入っていますが。

 

 

今の生徒さんたちと違い、子供時代の私は、自分の置かれた環境に疑問を持ったり、自分のやりたいことを強く言ったりすることのない、そんな権利が子供にあるとは気付いてもいない子でした。

そのため、ピアノが好き!っという実感も殆ど無く、長時間の練習も苦手でした。

でも、その鈍感さが幸いしたことと、そのことを責める大人がいなかったお陰で、嫌いにならずずっと続けられて、だんだん、どんどんピアノを好きになっていけたのだと思います。

 

ここ数年は、教えることに関しても演奏に関しても、できるようになりたいことや知りたいことが多すぎて困っています。

昨年は演奏と資格取得に重点を置きましたが、今年は皆さんのレッスンにも直結する内容の勉強と資格取得にどっぷり嵌る予定です。

そのため必然的に抑えなければいけない勉強も出てきてしまうのが残念で、自分がもう一人いたらと本気で思います。

 

 

でも、誰から頼まれたわけでなく、自ら希望したことが学べるのは、本当に幸せですね。

 

明日から五月です。

成長著しい若葉のような生徒さんたちと一緒に進化し続けていきたいと思います。