今日は10月最後の日、プログラム作成に奮闘しました。
パソコンを見すぎて目がバシバシになりましたが、ある程度形になったのでよかったです。
レッスンでは、曲をどんどん深掘りしていく時期に入っています。
地味な練習を一緒に行い、その効果を実感してもらったり、一緒に楽譜からのメッセージを読み解いていったり、ここからが面白いところです。
これらをゆったりまったりとやっていきたいところですが、発表会までの残り時間を逆算しながら、程よい緊張感を持って行っています。
そして、生徒さんみんなが同じ方向に向かって進んでいる一体感を感じています。
年々効果を感じているのは、ボディ・マッピングから生徒さんたちが体を上手く使えた豊かな音色を響かせてくれるようになっていることです。
更に今回少し楽しみにしていることは、リトミック的なアプローチによる効果です。
私自身が今年度はリトミックの年と決めて学ばせてもらっている中、演奏や教え方に多くの変化があったと感じるので、素晴らしい吸収力の生徒さんたちにもあらわれるのではないかと。
もちろんこれも、これから何年も何年もかけて積んでいくことですが。
先日、思いがけず自分の動く姿を動画で観る機会があり、絶句しました。
何年もかけて少しずつ使えない筋肉が出てきて、それを補うため代償運動をする筋肉が生まれていたのね、という要するに老化がはっきりわかる姿でした。
ここ5年ほどは体の使い方を勉強し考えながら演奏したり生活したりしてきたつもりでしたが、まさに百聞は一見に如かずです。
今どきの若者は動画慣れしているので、常に自分の姿を客観的に観ていて、すぐに問題点を修正できるそうです。
毎年生徒さんの演奏時間を計るのに録音をしていましたが、今年からは録画にして、動画を一緒に観ようと思っています。
発表会では演奏はもちろん、舞台での美しさも期待できそうです。