中学1年生の時の校長先生が、ことあるごとに仰っていた言葉、「自分を耕す」を、最近になって不思議と思い出します。
京都の田舎の中学校だったのに、なぜか関西弁のイントネーションでなく、穏やかな声質やゆったりしたテンポ感も記憶に残っています。
当時はその言葉を生活に生かすなんてこともなかったのですが、時を越えて蘇ってきて、いいことを仰っていたんだなあと実感していることをとても面白く感じています。
リトミック課題で変拍子の曲を作ることがあったのですが、そこでもふと中学校の校歌を思い出してしましました。
その校長先生が音楽の先生で、校歌も先生の作曲、しかも、4拍子ー3拍子ー4拍子という変拍子の校歌だったのです。
中学2年生の時に校長先生が変わってしまい、直接お話する機会は一度もなかったのですが、先生というのは様々な形で子どもの記憶に残り、半永久的に影響力を与え続ける存在なのですね。
いよいよ12月、発表会が近づいてきました。
それぞれが一生懸命に耕してきたものが、収穫間近です。
あとはしっかり熟成させていこう!という方も、
このままではちょっと間に合わないかも知れないのでペース上げていこう!という方も、
本番で一番いい状態に持っていきたいですね。
今回も、楽しかった記憶として残る会に、みんなでつくり上げていきましょう。