新しいレッスンスケジュールで動き出して1ヶ月が経ちました。
小学生以下の生徒さんたちは、45分のレッスンの中の15分間は、他の生徒さんと重なるのですが、通常この時間は、ピアノの演奏につながる目的で、ワークブック、リトミック、ボディ・マッピング、ソルフェージュ、聴音、歌、ゲームなど、そのメンバーやその日の状況に応じて色々なことを行っています。
4月から殆どの生徒さんが、新しいお友達と重なることになりました。
その組み合わせは学校や学年も様々で、初対面から打ち解けすごく盛り上がっているケースもあれば、こちらが自己紹介や相手へのインタビューを促さないと沈黙してしまうケースもあり、生徒さんたちもワクワクドキドキだったのではないでしょうか。
でも、皆さん1ヶ月でいい具合に馴染み、それぞれのカラーに落ち着きかけています。
この15分にの時間は、人と人との様々な想定外の化学反応が起こり、大変興味深い時間でもあります。
5月からますます楽しみです。
先日、久しぶりにリトミックのイベントのお手伝いに参加させていただく機会があり、改めてその楽しさ味わい、必要性を実感してきました。
スキップしたら勝手に笑顔になることや、失敗しても笑っていていいことなど、まず自分自身も忘れたくないですし、生徒さんたちに伝えていきたいことだと思います。
レッスン室の机と椅子ちょこっと動かして、ほんの少し、リトミックやボディ・マッピングのできる空間が広がりました。
まずはこれで。
将来的にはもう少し活動できる空間を広げたいと考えています。
それは夢として、ゆっくり、でも具体的に進めていきたいと思います。
家の前にタンポポの花が咲き、いつの間にか綿毛になっています。綿毛になると1.5~2倍くらい茎が伸び、できるだけ仲間を増やそうとしているかのように空に向かってそよいでいます。
たまに小さな生徒さんが、フーッと種を飛ばしているのが微笑ましいです。
自分があとどのくらいの時間を生徒さんたちと共有できるのかわかりませんが、自分からフーッと出た何かが、生徒さんたちのどこかにくっついていってくれたらなぁと思います。