先日のヨガうたサークルで「ゆりかごのうた」(作詞:北原白秋、作曲:草川信)を歌いました。
いつもより参加人数が少なめでしたので、子守歌の思い出について皆さんに語っていただいたのですが、思った以上に和やかで楽しい時間となりました。
「ゆりかごのうた」を歌ってもらったという方も複数人いらっしゃいました。
その曲の入った当時のLPレコードの表紙まで思い出され、今は亡きお父様のお話をしてくださったり、
やはり今は亡きお母様が、おんぶをしながら1,2番の歌詞を繰り返し歌って下さったお話をしてくださったり。
ひとつの曲から、宝箱の中身が溢れてくるように思い出をお話してくださいました。
そこで、レッスンに来る生徒さんたちにも聞いてみたらどんな感じだろうと、子守歌について質問してみることにしました。
眠れ~眠れ~可愛い〇〇ちゃん(シューベルトの子守歌の替え歌)や、「森のくまさん」という微笑ましい回答があった中、
「ゆりかごのうた」を歌ってもらっていた生徒さんが複数人いらっしゃったことは驚きでした。
1921年(大正10年)に発表された曲が、代々受け継がれて、今の小学生たちの心に刻まれていることに感動です。
また、眠る時は、子守歌ではなく絵本の読み聞かせをしてもらったという方も多かったです。
どんな本が好きだったの?などと質問すると、さらに話が弾みました。
歌にせよ絵本にせよ、どの年代の方にも、普段はしまってある心温まる記憶がありますね。
リトミックのためにもう少しスペースが欲しい。
そのために少しリフォームしたい。
どうせなら耐震検査もしたい。
検査のために家じゅうの片付けが必要。
という流れで、現在、断捨離の真っ最中です。
家じゅうにある思い出の品を処分する中で、やはりどうしても処分しきれないものがあります。
そういうものは、またどこかのスペースに片付けておいて、数年後に”ワ~!懐かしい!!”という自作ドッキリを仕掛けることになるので、それはそれで面白いのですが。
本当は、心の中にあるモノだけで十分に満たされ、必要ない物は必要ないのだろうなと感じております。