もうすぐ七夕。
レッスンでは「七夕さま」の歌を歌い、スカーフで自由に表現してもらったり、願いごとを教えてもらったりしています。
一学期の生徒さんの様子を見ていて感じたのが、学校生活もコロナの時期からだいぶ元に戻ってきていて、上級生が下級生のお世話をする経験ができる状況になってきているということです。
高学年はもちろんですが、小学2・3年生たちが新入生のちょっとしたお手伝いをする機会もあるようで、それは嬉しそうに自慢げに報告してくれます。
そのような経験は、する側にとっても、される側にとっても、お互いに本当に大切ですね。
もうプールの授業が始まっているそうですが、こちらの小学校では立て替えられる数年前までは、プール清掃は高学年の子たちが行っていました。
そして、少し話は逸れますが、その前に水を浅くした状態で1年生がヤゴ捕りをしていました。
捕獲したヤゴは、自宅でトンボになるまで育て、それが夏休みの宿題の一つにもなっていました。
我が家もやってみましたが、リアルな虫に対する苦手意識の克服、餌やりなどの苦労、途中で死んでしまう悲しさなど、いろいろな段階を経て、最後に生き残った子がトンボの姿になって外に飛び立っていった時は、感動もひとしおでした。
でも今は業者さんがプール清掃をするようになったそうで、行われていないとのこと。
1年生がヤゴ、高学年がプール清掃、なかなかよくできていると思っていたのですが。
どちらも得がたい経験、して欲しかったなぁ。
今年の12月の発表会はモリシアホールで行うことに決定しました。
市民ホールは6組が同じ日を希望し、抽選で見事に落選。
ステキなピアノのある小ホールで数組に分けて行うことも考えましたが、希望日に取れる確証が無い。
そこで、希望日・希望時間帯にリハーサルも本番も行えること、素晴らしい立地条件、そして何より調律師さんの手厚いご協力を得られることになったことから、モリシアホールに決定しました。
来年3月で閉館とのことですので、ここでの発表会は最後となります。
このホールでは、堅苦しい雰囲気のない手作り感あふれる内容を企画し、アナウンス・照明・下級生のお世話・受付などもできるだけ幅広い学年に経験してもらえたらと考えています。
もちろん、OBOGの子たちや慣れている上級生にお願いし、ちゃちゃっと進めてしまったほうが楽なのですが、今回は時間的にもゆとりがありますので、生徒さんとてんやわんやしながら、楽しい時間を共有したいです。
これまでの数々の思い出の詰まったホールで、みんなで力を合わせ、お客さまとの距離の近い、温かい会ができますように。